令和3年度 甲賀病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 16 | 24 | 35 | 101 | 180 | 340 | 833 | 1046 | 557 |
退院した患者の総数を、入院時の年齢により10歳ごとの区分で集計しました。
80歳代が最も多く、70歳以上の患者が77.8%なっています。
当院は、急性期医療の後方施設(回復期リハビリテーション病棟や介護保健施設等)を備えているため、ご高齢の患者が多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
◆消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 127 | 2.08 | 2.65 | 0.00 | 66.98 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 58 | 36.59 | 20.57 | 6.90 | 86.36 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 43 | 28.00 | 13.14 | 2.33 | 81.53 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 26 | 14.54 | 9.21 | 0.00 | 75.81 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 25 | 26.80 | 10.66 | 4.00 | 83.36 |
当院では、安心してポリープ切除術を受けていただけるように、1泊入院をお勧めしているため、最も多い症例となっています。
他疾病を併存している高齢者が多く、2番目は、誤嚥性肺炎、3番目は尿路感染症、5番目は脱水症です。
4番目は、胆管炎に対する内視鏡的治療です。当院では常勤医師4名全員が日本消化器内視鏡学会の専門医であり、うち3人は指導医資格を有しています。
また、看護師5名、臨床工学士3名が日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡技士認定資格を有しています。
◆循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし | 83 | 11.11 | 4.79 | 0.00 | 71.64 | |
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 46 | 45.02 | 17.35 | 2.17 | 86.87 | |
050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし | 45 | 6.00 | 3.06 | 4.44 | 73.76 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし | 29 | 14.93 | 4.36 | 0.00 | 73.79 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 27 | 20.33 | 10.24 | 0.00 | 80.41 |
上位5位は、狭心症、心不全、不整脈の検査、治療となっています。
カテーテル検査・治療のみの場合、通常の入院期間は、3-4日間です。高齢者が多いことから様々な疾患の合併が多く、他科とも協力し治療にあたっています。
また、急性心筋梗塞等の救急患者の受け入れも行っており、緊急カテーテル治療やペースメーカー植え込み手術、不整脈に対するアブレーション治療も積極的に行っています。
◆整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160690xx02xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 経皮的椎体形成術 | 96 | 36.91 | 18.58 | 1.04 | 80.72 | |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 57 | 74.33 | 25.32 | 7.02 | 83.09 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 36 | 51.39 | 19.34 | 2.78 | 82.28 | |
070343xx01x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし | 22 | 53.86 | 20.31 | 4.55 | 77.91 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 20 | 59.00 | 23.02 | 0.00 | 75.15 |
当院では、腰椎圧迫骨折等に対する経皮的椎体形成術(BKP)が最も多く、(1番目)
また、高齢者に多い、大腿部・股関節部骨折に対して人工骨頭を挿入する手術を行っています。(2番目)
3番目は腰椎圧迫骨折等の保存的治療、4番目は脊柱管狭窄症等に対する手術で、5番目は変形性膝関節症に対する手術です。
当院の特色して、手術後、回復期病棟にてリハビリを実施しているため、入院期間はリハビリ期間も含めた日数となっています。
◆外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 33 | 7.09 | 4.74 | 0.00 | 69.58 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 20 | 10.45 | 7.11 | 0.00 | 67.45 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 18 | 15.39 | 13.07 | 0.00 | 69.89 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | 17 | 17.82 | 15.76 | 0.00 | 71.76 | |
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 15 | 19.20 | 10.47 | 0.00 | 72.87 |
1番目は、鼠径ヘルニアに対する手術になります。2番目は、胆嚢炎に対する腹腔鏡下による手術の分類になります。
3番目は、蜂巣炎に対する治療になります。4番目は、結腸癌の手術の分類です。
5番目は肺癌で、低侵襲な胸腔鏡下手術のため、通常の入院期間は、10-14日間と短くなっています。
当院では、術後リハビリを行う場合もあるため、ここでの平均在院日数は長めになっています。
◆内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 19 | 18.47 | 13.14 | 0.00 | 85.58 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 15 | 55.60 | 20.57 | 0.00 | 84.47 | |
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 14 | 27.71 | 17.35 | 0.00 | 88.21 | |
01021xxxxx0xxx | 認知症 手術・処置等1 なし | 11 | 14.91 | 16.42 | 0.00 | 94.55 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | - | - | 10.66 | - | - |
1~3番目は、高齢者に多い疾患で、急性腎盂腎炎・誤嚥性肺炎・心不全となっています。4番目の認知症による食思不振のため精査目的の入院です。
5番目は、誤嚥性肺炎で治療後、嚥下機能が低下していたため、胃瘻造設した診断群分類です。
◆腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数(自院) |
平均 在院日数(全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 17 | 30.41 | 20.57 | 23.53 | 88.24 | |
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 10.39 | - | - | |
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 17.35 | - | - | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | - | - | 10.66 | - | - | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | - | - | 13.14 | - | - |
1番目は、誤嚥性肺炎となっています。
慢性腎臓病を抱えた患者さんの様々な合併症に対する治療を行っています。
◆眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数(自院) |
平均 在院日数(全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 98 | 2.03 | 2.71 | 0.00 | 78.29 | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
主に高齢者および全身に合併症のある方に対し、入院による白内障手術(人工水晶体再建術)を行っています。
◆血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数(自院) |
平均 在院日数(全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 17 | 17.65 | 13.07 | 0.00 | 67.88 | |
080250xx9701xx | 褥瘡潰瘍 手術あり 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 あり | - | - | 45.53 | - | - | |
050170xx99001x | 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | - | - | 16.32 | - | - | |
050180xx99xx0x | 静脈・リンパ管疾患 手術なし 定義副傷病 なし | - | - | 14.05 | - | - | |
100100xx97x1xx | 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置2あり | - | - | 48.20 | - | - |
閉塞性動脈硬化症では、壊疽や潰瘍を伴う重症虚血肢の患者が多く、感染の合併がみられることから、下肢蜂巣炎の入院患者が多くなります。
そのことから、上位5位は、蜂巣炎、褥瘡潰瘍、閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、糖尿病等による下肢潰瘍となっています。
◆泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数(自院) |
平均 在院日数(全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 21 | 28.33 | 13.14 | 0.00 | 79.10 | |
11012xxx99xxxx | 上部尿路疾患 手術なし | - | - | 7.36 | - | - | |
11022xxx99xxxx | 男性生殖器疾患 手術なし | - | - | 9.42 | - | - | |
110320xx99xxxx | 腎、泌尿器の疾患(その他) 手術なし | - | - | 8.87 | - | - | |
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 10.39 | - | - |
排尿/蓄尿障害、尿路結石症、尿路感染症といった一般泌尿器疾患に対する診療を行っています。
治療上、手術が勧められる場合にはそれぞれの疾患に適した高次病院へ紹介しています。
また、排尿ケアチームにて、排尿の自立指導も行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | 22 | - | 10 | 1 | 8 |
大腸癌 | 10 | - | 14 | 52 | - | 37 | 1 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | 1 | 8 | |
肺癌 | - | - | - | 10 | - | 10 | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院は、消化器専門医4名、外科常勤医4名、腫瘍内科医1名による、がんに対する手術や抗がん剤治療が行われています。
【初発の5大癌のUICC病期分類ならびに再発患者数の説明】
5大癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)が集計の対象となります。
「初発」⇒自施設において当該腫瘍の診断、診断と初回治療、初回治療を実施した場合です。
(他施設での治療経過後も含みます。)
「再発」⇒自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に、局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合です。
uicc病期分類⇒がんがどのくらい進行しているかを表しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 13 | 12.23 | 61.54 |
中等症 | 74 | 33.54 | 83.95 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
日本呼吸器学会による「成人市中肺炎ガイドライン」の重症度分類を用いた統計です。
成人市中肺炎とは、20歳以上の在宅で普通に社会生活を送っている人が発症する肺炎です。
軽症者は平均年齢61.5歳に対して、中等症患者の平均年齢も82.9歳となっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 38 | 65.39 | 81.92 | 2.67 |
その他 | 37 | 83.70 | 78.16 | 2.67 |
当院はリハビリテーションが充実しているため、急性期治療後、回復期病棟にて、リハビリを実施し在宅復帰を目指しています。
また、他院からの転院患者を多く受け入れており、平均在院日数も長めになっています。
令和4年度からは、VRによる神楽という機器を導入し、早期回復に努めています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
◆整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K142-4 | 経皮的椎体形成術 | 115 | 4.68 | 37.85 | 0.87 | 81.50 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) 等 | 49 | 5.55 | 61.04 | 0.00 | 75.59 | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 42 | 14.60 | 73.10 | 11.90 | 81.86 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 33 | 9.67 | 71.82 | 0.00 | 82.94 | |
K1423 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) | 31 | 10.94 | 66.13 | 6.45 | 79.03 |
1. 当院では、脊椎圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術(BKP:balloon Kyphoplasty)を最も多く施行しています。経皮的椎体形成術とは、これまでの脊椎圧迫骨折でコルセットで固定する等の対症療法ではなく、全身麻酔下で患部にバルーンで膨らませて、圧壊した箇所を整復しセメントを注入し、固定する治療方法です。
2. 変形性膝関節症や関節リウマチ等で痛んでしまった関節に対して、人工関節に置き換える手術です。
3. 大腿骨の骨折等で手術的に開いて、直接整復とワイヤー、ねじ、プレート等で内固定する一般的な治療法です。
4. 大腿骨骨折等で大腿骨頭が壊れてしまっている場合に、金属の骨頭に入れ替える手術です。
5. 脊椎の変形等に対して、プレート、ねじ等で内固定する治療法です。
◆消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 123 | 0.37 | 3.07 | 0.00 | 67.77 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 31 | 11.32 | 67.23 | 32.26 | 77.68 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) | 21 | 0.29 | 1.24 | 0.00 | 66.14 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 16 | 2.63 | 12.75 | 6.25 | 81.94 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 13 | 2.31 | 10.23 | 0.00 | 70.23 |
1.及び3.特定健診等で便潜血がみられた場合に、内視鏡的検査を行います。その際に、事前に同意をいただいた上で、ポリープがあれば切除をしています。ポリープは後に悪性化することもありますので、見つかった時には、切除をお勧めしています。
2. 脳梗塞後遺症等で経口摂取ができなくなった時に、胃瘻を造設する場合があります。
4. 総胆管結石症や悪性疾患などによる胆管閉塞または狭窄した時に、内視鏡的に行う手術です。
5. 消化管からの出血に対して、内視鏡的に止血する手術です。
◆外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 24 | 4.38 | 11.21 | 0.00 | 67.92 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 18 | 1.72 | 3.22 | 0.00 | 70.83 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 17 | 3.82 | 13.65 | 0.00 | 70.82 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 16 | 3.13 | 4.19 | 0.00 | 69.00 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | - | - | - | - | - |
1. 胆石性胆嚢炎に対する低侵襲な手術であるため、入院も約3日間くらいで退院が可能です。
2、3.鼠径ヘルニアに対する手術です。壮年期以降に多い疾患と言われています。
4. 結腸は、盲腸部から直腸上部までの部位になります。低侵襲な腹腔鏡下手術を行っています。
5. 虫垂炎に対する低侵襲な手術であるため、入院も約3日間くらいで退院が可能です。
◆循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 64 | 4.72 | 10.66 | 1.56 | 73.70 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 26 | 5.62 | 19.15 | 0.00 | 73.92 | |
K5952 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) | 22 | 1.64 | 6.00 | 0.00 | 66.00 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 19 | 3.00 | 19.42 | 0.00 | 81.00 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 14 | 3.14 | 8.79 | 0.00 | 77.64 |
1.及び3. 心房細動に対して、カテーテルという細い管を用いて原因となっている部分を焼き切るカテーテルアブレーションという治療法です。
2. 心臓の冠動脈が閉塞又は狭窄した時(狭心症)に、大腿部や手首の動脈からカテーテルという細い管を用いて、ステントを入れて広げる治療法です。
4. 房室ブロックや洞不全症候群、徐脈性心房細動など徐脈性不整脈に対して、ペースメーカーを移植して正常な心臓の動きに戻す治療法です。
5. 四肢や腸骨等の動脈が閉塞している場合のカテーテル治療です。
◆眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 98 | 0.03 | 1.00 | 0.00 | 78.29 | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
1. 非常勤医師による白内障の治療を1泊入院にて行っています。
◆内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 15 | 29.60 | 81.00 | 6.67 | 86.33 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
1.認知症や脳梗塞後遺症により、言語聴覚士による嚥下機能訓練を行うも経口摂取困難な場合や施設からの依頼により、胃瘻造設を施行しています。
2.内科で入院中に下部消化管を精査した際に、大腸ポリープが見つかる場合があります。場合には、患者さんの同意をいただいた上で消化器専門医により切除しています。
◆乳腺外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) | 10 | 17.50 | 33.50 | 0.00 | 76.90 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | - | - | - | - | - | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
1及び3. 乳腺悪性腫瘍に対する手術で、2は、化学療法を行うための抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込術です。
◆神経内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 12 | 21.00 | 64.42 | 8.33 | 80.25 | |
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1.パーキンソン病等で経口摂取困難となった患者さんに対して、言語聴覚士による摂食機能訓練を行うとともに、胃瘻造設も行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
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130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 10 | 0.32 |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 11 | 0.35 |
異なる | - | - |
敗血症とは、感染症により重篤な臓器障害が引き起こされた状態のことであり、当院においても、日本版敗血症診療ガイドラインの基準を満たしている場合にのみ、最も医療資源を投入した傷病名として選択しています。
入院時からすでに、重篤な敗血症の状態のであった症例は10件でした。
手術・処置等の合併症は、術後感染症とコロナワクチン予防接種副反応の症例です。
令和2年度病院指標はこちら。
◎更新履歴(令和4年9月28日)