栄養科nutrition
「食べる」ということが、常に患者さんの楽しみとなりますよう、また元気の源になりますようにとの願いを込めて365日スタッフ全員が力を出し合ってお食事を提供しています。
理念
私たちは、患者さんの早期社会復帰のため、疾病の治癒と健康増進を目指し、栄養状態の改善に貢献します。
基本方針
1.患者さんの栄養評価を行い栄養状態の改善に貢献します。
2.患者さんに満足をしていただけるおいしく、安全な食事を提供します。
3.質の高い食事と栄養情報の提供のため日々の研修と研鑽に励みます。
スタッフ紹介
スタッフ紹介 (令和6年4月現在)
・管理栄養士 4名
・栄養士1名、配膳パート4名、職員食堂調理師1名・調理補助2名
業務内容
1.入院患者さんへの食事提供
医師の指示のもと、治療の一環として患者さんの病態に合わせた食事を提供しています。また、患者さん個人に合わせた食形態やアレルギー、嗜好への対応をしています。
当院では新調理システム『ニュークックチル』を導入しています。クックチルとは、加熱調理(芯温75℃/1分以上)した食品を急速冷却し(加熱後30分以内に冷却開始し、90分以内に芯温3℃に冷却)、喫食時間に合せて再加熱後提供する調理システムです。このシステムを導入することで、より安全で温かい食事を提供することが可能となりました。
また、令和2年5月1日より榛原郡吉田町にセントラルキッチン「MEDICAL FOOD CENTER STCO.」を開設。法人直営の給食施設からより質の高い食事が提供できるよう取り組んでいます。
①食事提供時間
朝食 | 7:00 |
昼食 | 12:00 |
夕食 | 18:00 |
②行事食
月に一度季節にあわせたメニューの提供をしています。糖尿病や腎臓病など食事制限の厳しい患者さんにも同じように季節を感じていただけるよう努めています。
2.栄養指導
医師の指示のもと患者さんの疾患に合わせて管理栄養士が丁寧にご説明致します。
・1日どのくらい食べていいのか解らない
・塩分制限といわれたがどうしていいのか解らない
・介護食について知りたい 等々・・・
どんなことでもご相談ください。
入院されている方、外来通院されている方どちらも可能です。希望される方は主治医または病院スタッフにお気軽にお声かけください。
3.栄養管理
入院患者さんお一人お一人に「栄養管理計画書」を作成し、他職種とのスムーズな連携により、より充実した栄養治療を行っています。また、管理栄養士を各病棟1名配置し患者さんやご家族からの意見・質問をいつでも受けられる体制をとっています。
4.NST(栄養サポートチーム)
チーム医療の一環として医師、看護師、薬剤師、言語聴覚士、管理栄養士など専門のスタッフが連携し入院患者さんの栄養管理を行っています。
5.講演会
年に数回、地域の皆様を対象にわかりやすく気軽に参加できる教室の機会を設けています。開催日については院内掲示板をご覧下さい。