私たちは、ひとりひとりの健康と尊厳を守る、地域のための病院(コミュニティーホスピタル)をめざします。

Subject診療科目

栄養科nutrition

「食べる」ということが、常に患者さんの楽しみとなりますよう、また元気の源になりますようにとの願いを込めて365日スタッフ全員が力を出し合ってお食事を提供しています。

理念

私たちは、患者さんの早期社会復帰のため、疾病の治癒と健康増進を目指し、栄養状態の改善に貢献します。

基本方針

1.患者さんの栄養評価を行い栄養状態の改善に貢献します。
2.患者さんに満足をしていただけるおいしく、安全な食事を提供します。
3.質の高い食事と栄養情報の提供のため日々の研修と研鑽に励みます。

スタッフ紹介

スタッフ紹介 (2025年1月現在)
・管理栄養士 8名
・栄養士1名、配膳パート8名、職員食堂調理師1名・調理補助3名

業務内容

1.食事提供

医師の指示のもと、治療の一環として患者さんの病態に合わせた食事を提供します。

当院では新調理システム『ニュークックチル』を導入し、衛生的で温かい食事を提供することが可能となりました。
(ニュークックチルシステムとは、加熱調理した料理を90分以内に3℃に冷却し食事提供時間に合わせて再加熱するシステムです)

2020年には榛原郡吉田町にセントラルキッチン「MEDICAL FOOD CENTER STCO.」を設立し、法人直営の給食施設から質の高い食事が提供できるよう努めています。

月に一度、季節を感じていただけるお楽しみメニューの提供をしています。この食事に限っては糖尿病や腎臓病等、食事の制限がある患者さんにも同じように季節を感じていただけるお料理を提供できるように工夫しています。

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2.栄養管理

入院患者さんお一人お一人の栄養状態を評価し「栄養管理計画」を作成することで充実した栄養管理を行っています。管理栄養士を各病棟に配置しており、患者さんの病状、食事摂取状況を把握し、きめ細かい栄養管理を実施します。
また、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士等の様々な職種と連携し、NST(栄養サポートチーム)、褥瘡チーム、「リハビリ、栄養、口腔ケア連携体制」等も整備しています。入院中の低栄養を予防し、ADLの維持に努め、スムーズな社会復帰を目指してチーム医療に励んでいます。

3.栄養指導

医師の指示のもと患者さんの疾患に合わせて管理栄養士が丁寧に説明いたします。
・1日にどのくらい食べていいのか解らない
・塩分制限と言われたがどうしていいのか解らない
・介護食について知りたい 等々・・・
どんなことでもご相談ください。
入院されている方、外来通院されている方どちらも可能です。希望される方は主治医または病院スタッフにお気軽にお声かけください。

4.講演会・勉強会

年に数回、地域の皆様を対象にわかりやすく気軽に参加できる教室の機会を設けています。開催日については院内掲示板をご覧下さい。

糖尿病友の会

2024年には「糖尿病友の会PHOENIX」を発足し、友の会事務局として日本糖尿病療養指導士が運営に携わっています。糖尿病の患者さん、ご家族の方を対象に入会を受け付けています。楽しく活動をしていきたいと思います。
詳細はこちらをご覧ください。