呼吸器内科Respiratory

当呼吸器内科は、呼吸疾患の患者様の診断と治療を行なっています。呼吸器疾患の世界共通の標準的治療を行なうことを基本方針とし、各個人に適した治療方針をたて、患者さん主体の治療を心がけています。最近増加傾向にある気管支喘息をはじめとするアレルギー疾患に対しても最新の治療を行っております。 また、慢性閉塞性肺疾患（COPD）や慢性間質性肺炎などの慢性呼吸不全患者に対し、在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法などの治療を行い、患者様のQOLの向上を目指しています。

呼吸器アレルギー、瀰漫性肺疾患、肺腫瘍性疾患などの疾患に対し、胸部レントゲンの適確な読影診断を基本とし、喀痰細胞診、高分解能CTによる診断等により診断精度を高めています。

胸部CT（上段左）、胸部レントゲン（上段中央）にて認めた気管支内の異物（義歯の誤嚥による）を、気管支鏡（下段写真）を用いて摘出したりすることも可能です。

当院にはマルチスライスCTおよびワークステーションを用いた3D立体構築装置があり、肺疾患の詳細な診断に役立っております。肺の腫瘍性病変のみならず、肺気腫等の疾患に対しても、計測を3次元的に行うことでより精度の高い評価を行うことが可能です。

咳、痰・血痰・呼吸困難感、胸痛・喘鳴　等

肺気腫、閉塞性肺疾患、呼吸不全、気管支喘息、肺線維症、呼吸器感染症、間質性肺疾患、肺癌、呼吸調節障害、肉芽腫性肺疾患、サルコイドーシス、結核　等