理事長挨拶
能登半島を震源とする地震において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
当法人では1月に新たにKOGAクリニックを開院し、職員一同、満足いただける医療を提供すべく、業務に励んでおります。
昨年当院は、静岡県保健医療計画に「がん:集学的治療」「心筋梗塞等の心血管疾患:『急性期医療』を担う医療機関」「脳卒中:『救急医療』を担う医療機関」として記載されることが決定し、志太榛原地域の急性期を担う医療機関として認知されました。また、医療提供体制の充足を図り、急性期一般入院料1(看護配置基準7:1)を算定しています。
院内業務では効率化を推進するため、デジタル技術の活用を目的として「DXセンター」を設立し、今年は医師の働き方改革や人材教育の更なる充実へ繋げるシステムを構築予定です。夏には最新鋭の手術支援ロボットの導入を予定しており、医療技術面におけるDX化も進めております。
また、昨年12月31日付で、浜松市を本拠とする医療法人好生会の経営権を継承し、浜松市の三方原病院や掛川市の小笠病院他を傘下と致しました。両院は精神科専門病院であり、結果6疾病全ての診療が可能となりました。今後は医療機能体制等の連携を図り、静岡県西部・中東遠地域の皆さまの地域医療にも貢献してまいります。
今年も24時間365日、地域の皆さまの健やかな暮らしと共に、開院35周年目となる当院へのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
社会医療法人 駿甲会
理事長 甲賀 美智子